配達証明と内容証明郵便の違い
配達証明とは
配達記録や実損額保障のある一般書留に付加できるオプションの1つです。
配達証明を付けることによって、「相手に郵便物を配達した」という事実の証明が可能となります。
相手への配達は対面で行われ、その際には署名または押印が必要になります。
配達後には「郵便物等配達証明書」というハガキが差出人の元に届くので、きちんと相手へ配達されたことが確認しやすくなっています。
注意していただきたいのは、郵便物等配達証明書を捨ててしまわないことです。
郵便物等配達証明書は、相手に配達されたことを証明する大事なもので、万が一、訴訟等に発展した場合には重要な証拠にもなります。
くれぐれも大切に保管するようにしてください。
内容証明郵便との違い
配達証明とは、一般書留に付加できるオプションの1つで、配達証明を付けることによって、「郵便物を相手に配達した」という事実の証明ができるというものです。
また、内容証明郵便とは、いつ、どのような文書が誰から誰に対して送られたかを日本郵便が証明するというものです。
(※ただし、文書の内容の正誤についての証明はできません。)
2つの大きな違いは、配達した事実の証明か内容の証明か、というところにあります。
どのような証明を目的とするかによって、これらを使い分ける必要があります。
なお、内容証明郵便にはオプションとして配達証明が付けられるようになっています。
配達証明を付けることによって、内容の証明だけでなく相手へ配達した事実の証明も可能になりますので、内容証明郵便を送る際には配達証明を付けるとよいでしょう。