レターパックは内容証明郵便の代わりになる?
内容証明郵便は、いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって郵便局が証明する制度です。
内容証明郵便は一般書留で送付されるので、受け取りに際しては受取人の印鑑もしくはサインが必要です。
そのため、内容証明郵便を配達したものの、受取人が受け取りを拒否する、もしくは受取人が不在で再配達依頼もしなかったため受け取られずに戻ってきてしまう、ということがあり得ます。
相手方に文書は送付したいが受け取られずに戻ってきてしまうのは避けたい、という場合には、レターパックライトが便利です。
レターパックライトは郵便受けに投函されるだけで受取人の印鑑やサインは必要ありません。
しかも、郵便受けに投函されたかどうかは、郵便追跡サービスで確認ができるので、郵便が届いたかどうか記録に残しておきたいという場合に便利です。
当事務所では、相手方への文書を送付するときなどに、レターパックライトをよく利用しています。
レターパックの出し方
レターパックとは、A4サイズ、4kgまでの郵便物を全国一律料金で送ることのできる封筒のことです。
手紙の他に、信書(書状や請求書等)も送ることができます。
レターパックには、2種類あり、その違いは下記のとおりです。
レターパックライト | レターパックプラス | |
料金 | 370円 | 520円 |
サイズ | 340mm×24mm (A4ファイルサイズ) |
340mm×24mm (A4ファイルサイズ) |
重量 | 4kg以内 | 4kg以内 |
厚さ | 3cm以内 | 制限なし |
配達方法 | 送付先の郵便受けへ配達 |
受取人へ対面で届け、 |
配達方法は、レターパックライトとレターパックプラスで大きく変わりますので注意する必要があります。
相手にきちんと郵便物を受け取ってもらいたい場合には、レターパックプラスを使用するとよいでしょう。
レターパックを出す際の流れは、
① 郵便局窓口やコンビニエンスストア等でレターパックを購入する
② 宛名を記入し、手紙を入れる
③ お近くの郵便ポストや郵便局窓口から送る
の3ステップで完了です。
注意すべき点は、レターパックを送る前に、表面に貼付されている「ご依頼主保管用シール」を剥がしていただくということです。
「ご依頼主保管用シール」に載っている番号で、送ったレターパックの追跡が可能となります。
剥がした後は、配達されるまで大切に保管してください。