つつじが岡公園のロウバイ
館林のつつじが岡公園の梅林で、ロウバイが見頃を迎えています。
漢字では「蝋梅」などと書きます。名前に「梅」がつくこと、花の形や香り、咲く時期が似ていることなどから、ロウバイはウメの一種かと思ってしまいそうですが、実はバラ目バラ科のウメとは関係なく、クスノキ目ロウバイ科の樹木だそうです。
遠くから見ると、枯れ葉と見間違えそうな控えめな黄色い花ですが、近づいてみると、なんとも言えない甘い香りと、その名の由来とも言われる、蝋細工のような透明感のある花のつくりに、感動を覚えずにはいられない植物です。
公園がもっとも殺風景な季節に公園散歩の楽しみを与えてくれる、ありがたい花です。
2021.2.5 事務員K