小山市
小山市は栃木県南部に位置し、人口約17万人で、県庁所在地宇都宮市に次ぐ栃木県第2の都市です。
地形は、関東平野のほぼ中央でほとんど起伏がなく、市中央部に思川、東部に鬼怒川、西部に巴波川が流れています。
そんな小山市の魅力の一部をご紹介します。
◎須賀神社◎
天慶(テンギョウ)の乱に際し、藤原秀郷公は日夜素盞嗚命(スサノオノミコト)に戦勝を祈願し、成就することが出来たので、天慶3年(940)4月、京都の八坂神社から、御分霊をまつったのが、須賀神社の起源だそうです。
徳川家から奉納された社宝の朱神輿(あかみこし)を始め、重量2トンを誇る大神輿、木曽檜造りの神門廻廊、伝説の七ツ石、雅味豊かな結婚式場などを有する、厳かな神社です。
社宝・朱神輿は、1658年に日光東照宮造営の職人によって、同宮の縮尺で奉製されたもので、栃木県指定有形文化財となっています。
◎間々田ひも◎
小山市で有名な民芸品として間々田紐が挙げられます。草木染めで染め上げた正絹糸を使用し、手編みで編み上げた紐は高く評価されています。
昔は武士の冑の緒や下げ緒などとして愛用され、現在は帯紐、羽織紐やループタイなど多種多様に用いられています。
草木染とは、現代の様に化学染料のなかった時代から使われている技法で、草の根・木の皮・花びら・葉っぱなどの色素で染め上げる方法で、化学染にはない、色の深み・素朴さ・渋さ・質感があります。
◎いちごの里◎
いちごの里では栃木県の名産品であるいちごが楽しめる総合施設です。栃木を代表する品種であるスカイベリーやとちあいかを堪能することができます。いちご以外にも季節によって、さくらんぼ、ぶどう、桃、ブルーベリー狩りも楽しむことが出来ます。
ビュッフェレストラン(いちご一会)では季節に合わせた料理が並び、大人気となっています。どの食材もほとんどが地産地消、すべて手作りにこだわっています。
デザートにはいちごの里敷地内で収穫した新鮮な果物が使用されており、季節ごとの料理を楽しむことが出来ます。