野木町
野木町(のぎまち)は、栃木県の最南端に位置し、関東のほぼ真ん中にあたります。
東と北は小山市、西は渡良瀬遊水地を挟んで栃木市、南は茨城県古河市に隣接しています。交通の便利さから都心へのベッドタウン化が進んでおり、移住する方も多いです。
毎年7月には『ひまわりフェスティバル』が開催されます。野木町のシンボルであるひまわりが約18万本も咲き、「ひまわり大迷路」や物産展などのイベントが好評です。
野木町にある熊野神社は約1200年前に紀州熊野から移されたといわれる由緒ある神社です。
熊野神社で毎年4月上旬に行われる春季大祭では、「ささら獅子舞」が披露されます。
ささら獅子舞は、約500年前に病気などの魔除けや豊作を祈って始められたという伝承があります。獅子舞や踊り手はすべて小学生が行います。
野木町には国の重要文化財にも指定されている『ホフマン式円形輪窯』があります。
1890年から1971年まで稼働していた赤煉瓦の製造施設で、ドイツ人技師のホフマンが考案しました。内部には16の焼成室があり、大量生産できる構造になっています。
野木町にあるホフマン式円形輪窯は、国内に現存する4基のホフマン窯の中で最も保存状態が良いことで有名です。
野木町のホフマン式円形輪窯は、高校生以上100円、中学生以下は無料で見学をすることが出来ます。