行田市

行田市は、埼玉県の北部に位置する市です。人口は約8万人です。

日本屈指の足袋産地(行田足袋)として知られ、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が日本遺産にも認定されています。

全国有数の大型古墳群である埼玉古墳群は国の特別史跡に指定されています。

北は利根川を境に群馬県と接しています。ほぼ全域が利根川と荒川の沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形です。

お米の産地でもある行田市では、毎年、田んぼアートを行っています。

水田をキャンバスに見立てて、色彩のことなる複数の稲を使い、絵や文字を表現するこの取組みは、行田の観光スポットとして脚光を浴びています。

約2.8ヘクタールの大きさを誇り、平成27年には「世界最大の田んぼアート」として、ギネス世界記録にも認定されました。

この田んぼアートは、6月中旬に田植えを行い、10月中旬に稲刈りを行います。

見ごろは、7月中旬から10月中旬までで、隣接する古代蓮の里にある展望室から見ることができます。

 

行田市提供

 

 

 

1400~3000年前に咲いていた古代蓮が約10万株、世界中の蓮41種類約2万株が咲き誇る公園が、古代蓮の里です。

6月中旬から8月上旬にかけて見頃を迎えます。早朝から花が開きはじめ、お昼前には閉じてしまうため、朝から多くの方がお越しになります。

 

 

行田市の名物料理に、ゼリーフライという食べ物があります。

小判形であることから「銭フライ」と言われていたものの「銭」がなまって「ゼリーフライ」となったと言われています。

よくあるフライ料理でもなく、お菓子のゼリーとも別ものです。見た目は衣のついていないコロッケのように見えます。

ジャガイモにねぎやにんじん、さらにたくさんのおからを混ぜ込み、コロッケのような形に成形して、揚げてあります。食物繊維が豊富で、ソースの味と香りがとても利いて、モチモチとした食感が大人にも子どもにも大人気です。

ゼリーフライは、文化庁が認定する「100年フード」として、令和4年3月3日付「近代の100年フード部門 ~明治・大正に生み出された食文化」において、100年フードに認定されました。


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