笠間市

 

日本三大稲荷のひとつである笠間稲荷神社は、年間を通して、多くの参拝者が全国から訪れます(日本三大稲荷は、伏見稲荷大社(京都市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、豊川稲荷(愛知県豊川市))。特に10月下旬から11月下旬にかけて行われる「菊まつり」の時期は、たくさんの参拝者で賑わいをみせます。この時期は黄・白・ピンクなど色とりどりの菊が咲き誇ります。また、会期中には、流鏑馬(やぶさめ)など、さまざまな催しが開かれます。

 

 

茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇る栗の産地です。その中でも笠間市は、代表的な栗の産地として知られています。
「かさま新栗まつり」は、笠間の特産である「栗」をテーマに、毎年9月の最終土曜日・次の日曜日もしくは10月の第1土曜日・日曜日に開催されています。まつり当日は、生栗・焼き栗栗商品の販売、栗でゲームなどが催され、家族連れでも楽しめる内容になっています。

 

 

笠間市の伝統工芸品として知られるのが「笠間焼」です。近年では、古い歴史に育まれてきた伝統に新たな技法が加わり、自由な作風で新たな商品を生み出しています。現在では、約300人の陶芸家や窯元がいる窯業産地となっています。
令和2年6月には、栃木県益子町と共同で「焼き物文化(笠間焼・益子焼)」を中心に据えたストーリー「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ‘‘焼き物語”~」が日本遺産に認定されました。

 

 

また、人気のスポットとして挙げられるのが「笠間日動美術館」です。昭和47年、日動画廊社長の長谷川仁・林子夫妻によって創設されました。年に数回行われる企画展のほか、常設展では美術館所蔵の名品の数々が展示されています。

 


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