鴻巣市
鴻巣市は埼玉の県央部に位置する市です。
人口は約11万6千人です。
鴻巣市は日本有数の花の産地です。なかでもマリーゴールド、プリムラ、サルビアの出荷量は日本一です。また、こうのす花まつりやコスモスフェスティバルなど、花にちなんだイベントも開催されています。
こうのす花まつりの会場の1つのポピー・ハッピースクエアは、日本一広いポピー畑として有名です。
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は2,537メートルもあり、日本一広い川幅となっています。
鴻巣市には、日本一の川幅にちなんだ「川幅うどん」などのご当地グルメがたくさんあり、「こうのす川幅グルメ」と呼ばれています。
ひな人形は鴻巣市の特産品の1つです。約400年の歴史があると言われています。
江戸時代初期に京都の人形師が鴻巣市に移り住み、土人形を造ったことが始まりと言われています。明治35年の「埼玉県営業便覧」によると、ひな人形業者の数は越谷市に6軒、大沢市に3軒、岩槻市に3軒という数に対して、鴻巣市は31軒あったという記録が残っています。
毎年、ひな祭りの季節になると、エルミこうのすショッピングモールをメイン会場とし、市内の観光施設や中山道沿いの商店街などにもたくさんのひな人形が飾られる『鴻巣びっくりひな祭り』が開催されます。なかでもエルミこうのすショッピングモールのひな壇は、高さ7m、31段のピラミッド型で設営され、1800体を超えるひな人形が飾られます。このひな壇は日本一の大きさとなっており、全国的にも有名です。
