みどり市
みどり市は、2006年3月に、新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村の2町1村が合併し発足した、群馬県東部に位置する市です。
隣接する桐生市は、日本でも珍しい大規模な飛び地になっており、みどり市は桐生市に東西を挟まれる形で中央に位置しています。
地形は南北に長く、北部には足尾山地が連なり、その山塊に源をもつ渡良瀬川が市の北東から南東にかけて流れています。
渡良瀬川の上流部には草木ダムがあり、予約制の見学ツアーや、不定期に行われる点検放流は大人気です。
鉄道は、JR両毛線、東武鉄道桐生線のほか、上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道の4路線が通っており、なかでも、わたらせ渓谷鐵道にはトロッコ列車が走っており、鉄道ファンや観光客にとても人気があります。
観光ぐんま写真館提供 https://gunma-kanko.jp/
大間々町で毎年8月1日から8月3日に開催される大間々祇園まつりは、390年以上の長い歴史があり、上州三大祇園の一つに数えられます。
東町には、富弘美術館という、地元出身の画家で詩人の星野富弘さんの作品が展示される美術館があります。
正方形の建物の中が33の円筒上の部屋に分かれた独特な空間になっており、それぞれが展示室やビデオルーム、ショップ、カフェなどになっています。
また、建物の周囲は草木湖畔の自然を楽しめる散策路もあります。