下妻市

 

下妻市(しもつまし)は、茨城県西部の県西地域に位置する市で、2024年に市制70周年を迎えました。

つくば市、筑西市、常総市、結城郡八千代町と隣接しています。

 

 

映画『下妻物語』の舞台となっており、ロケ地巡りで県外から訪れるファンも多いです。

 

 

名物は『下妻完熟梨』という梨です。茨城県は千葉県に次いで全国2位の梨の生産地で、下妻市は県内でも特に生産が盛んです。

 

また、下妻市は養豚も盛んです。茨城県のブランド豚『ローズポーク』も生産されています。ローズポークは厳しい条件を満たした豚だけに与えられるブランド名で、全国の食肉コンテストで最優秀賞を受賞したこともあります。

 

 

下妻市の小貝川付近に『小貝川ふれあい公園』という大きな公園があります。自然観察ゾーン、スポーツゾーン、ネイチャーセンター、フラワーゾーンと4つのゾーンに分かれています。なかでも人気なのがネイチャーセンターで、国蝶のオオムラサキを型どった建物になっています。建物内には展望デッキやミニミニ水族館、展示室があり、特別展示や常設展示を行っています。フラワーゾーンでは、春になると約300万本の花が咲き乱れ、「小貝川フラワーフェスティバル」が開催されます。自然観察ゾーンには、日本の国蝶であるオオムラサキが生息しており、観察会の時には一般の方も入場することが可能です。

 

 

下妻市にある大宝八幡宮では、毎年9月の第1土曜日に『タバンカ祭』という全国でも珍しい松明祭が実施されます。大宝寺別当坊の賢了院が出火した際に、「畳」と「鍋ぶた」で火を消したという故事を戯曲化したものといわれています。火のついた松明を持った氏子が境内を駆け回り、火の粉を浴びて災いを避けるお祭りです。

                写真:下妻市観光協会の提供

 

また、毎年夏には『下妻まつり』も開催されています。下妻まつりで催される「千人おどり」は、子どもから大人まで約1000人の踊り手が様々な衣装を纏い、「下妻小唄」と「下妻シッチョメ」という曲に合わせて踊り歩きます。

夜になると砂沼湖上から3000発の打ち上げ花火も上がり、1日を通して楽しむことができます。


メールでのご相談予約も受け付け中です。