熊谷市

熊谷市は埼玉県の北部にある市で人口は約19万人、東京都心から約60kmの距離にあり、市域の3分の2が利根川と荒川に挟まれた地域です。

 

熊谷市には妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)があります。妻沼聖天山の本殿「歓喜院聖天堂」は宝暦10年(1760年)に再建され、国宝に指定されました。

また、平成15年10月から約7年間の歳月をかけ「平成の大修理」が行われました。


妻沼聖天山は日本三大聖天の1つとして知られ、「妻沼の聖天様」の愛称で親しまれ、縁結びの神様としても信仰されています。

 

写真提供:熊谷市

また、聖天山の近くにあるいなり寿司は参拝者の方に人気です。令和4年度は、熊谷地域の食文化の一つである「妻沼のいなり寿司」が江戸時代から続く「伝統部門」として、全国の代表的な食や産品とともに認定されました。

 

妻沼の聖天様と言えば門前で売られる聖天ずしと言われるように、聖天ずしは、江戸の昔から変わらぬ味と姿で現在まで食べ継がれてきました。 聖天ずしは、稲荷ずし3本と巻きずし4切れを1人前としており、その大きさから腹持ちが良いことも、地域の人々に好まれた理由の一つです。 また、妻沼聖天山歓喜院は、大名や豪商が寄進して作られたものではなく、地域の人々の寄付で建立された歴史があり、講を作り妻沼聖天山を詣でる際のハレの食事としても地域に広まりました。

 

 

さらなる名所として熊谷桜堤が挙げられます。平成2年に「日本さくら名所100選」に選出されました。約2kmにおよぶ約500本のソメイヨシノと菜の花が一緒に見られる景色は素晴らしく、「熊谷さくら祭」は多くの人でにぎわいます。

 

祭りの期間中、夜は桜のライトアップが行われ、夜桜を楽しむことができます。

 

写真提供:熊谷市

 

 

以前日本一熱い街として知られていた熊谷市では、毎年暑い夏も市内を盛り上げ、楽しめるよう「雪くま」というかき氷が販売されます。

「雪くま」3つの条件は

1.熊谷のおいしい水を使った氷を使っていること

2.氷の削り方に気を遣い、雪のようにふんわりした食感であること

3.オリジナルのシロップや食材を使っていること

となっており、毎年各飲食店が趣向を凝らした雪くまを販売しています。

ぜひ暑い時期には冷たくて美味しい雪くまを食べに行ってみてください。


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