織物のまち足利

栃木県足利市は織物・染物の町として古くから有名です。

 

その名声は、鎌倉時代末期の随筆『徒然草』の中でも取り上げられています。

鎌倉幕府執権の北条時頼が、足利の染物を褒めるというお話が綴られているのです。

 

 

そんな機場としての足利市の歴史を象徴するのが織姫神社です。

 

 

 

遠くから見ても、緑の木々の中に映える赤色の社殿からは神々しさが感じられます。

 

この織姫神社は、産業振興の神社でもあり、縁結びの神社でもあります。

男女二人のご祭神が共同して機を織ったことから縁結びの神社といわれるようになり、2014年には「恋人の聖地」に認定されました。

 

 

さらに、最近では夜景スポットとしても人気があります。

本殿もライトアップされ、織姫山の中腹から足利の街並みを一望できるその景色は、日本夜景遺産にも認定されたそうです。

 

 

産業振興のための神社から様々な役割を持つ神社へと、時代とともに変化を続け、足利市屈指の観光名所として広く足利市民に親しまれています。

 

 

2020.5.1 事務員M


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