阿吽の狛犬
織姫神社の本殿の前には、まるで神社を守るように威風堂々とした姿の狛犬が鎮座しています。
厚い胸を張る様はまさしく番犬のようです。
この狛犬ですが、本来は左側にある、口を閉じた「吽像」だけが狛犬と呼ばれるものになります。
神社を守護する空想上の獣像として、「獅子・狛犬」といい、右側には口を開いた「阿像」の獅子が置かれています。
現在では、左右共に獅子に近い形をしていながら、狛犬の名が定着しています。
実は作られた時代により形が異なっており、織姫神社内にも見た目の違う狛犬が複数置かれています。
神社内を探索しながら、個性いっぱいな狛犬たちを探してみるのはいかがでしょうか。
2020.5.7 事務員A