八千代町
八千代町は、関東平野のほぼ中央、茨城県の南西に位置し、首都東京へ60km、県都水戸市へ70km、つくば市へ20kmの距離にあります。東は鬼怒川をはさんで下妻市に、西は古河市、北は結城市、南は常総市、坂東市にそれぞれ接しており、町のほぼ中央を国道125号が東西に走っています。
八千代町は白菜の生産量が日本一で、冬の風物詩として「白菜キムチ鍋」や「白菜メンチカツ」が有名だそうです。また、メロンやさくらんぼなど果物の生産も盛んで、鬼怒川が育んだ肥沃な土地で育てられた梨は「あくと(肥土)梨」と呼ばれ、様々な種類の美味しい梨が作られています。
八千代町のイベントとしては7月下旬に行われる「鹿島神社輪くぐり」が挙げられます。
鹿島神社は、806年に藤原音麿によって建立された由緒ある神社です。鹿島神社輪くぐりは、かやの輪をくぐり身を清め、罪や汚れを祓い除き、これから迎える暑い夏を元気に乗り越えようと祈願します。
八千代町のレジャースポットとして「八千代グリーンビレッジ憩遊館」があります。コテージ、キャンプ・バーベキュー場、グラウンドゴルフ場、クラインガルテン等があり、八千代町の観光名所です。ここには「やちよ乃湯」という日帰り温泉があり、レジャーを楽しんだ後にゆっくり癒されることができます。
また、こちらの施設に隣接してクラインガルテンがあります。クラインガルテンとは、ドイツで盛んな200年の歴史をもつ農地の賃借制度のことをいいます。日本語に訳すると「小さな庭」となり、「市民農園」もしくは「滞在型市民農園」とも言われています。クラインガルテンの敷地内には、「ラウベ」と呼ばれる家屋があり、農園では家庭菜園やガーデニングを行うことができます。別荘、セカンドハウス感覚で借りることができ、プチ田舎暮らし・スローライフをしてみたい人に最適です。