取引先とのトラブル

 

相談

 

数年前から付き合いのある取引先が、当社の大口の取引先に対し当社を誹謗中傷する内容の手紙を送付してきた。

相手方の上記行為を止めたい。また、もう相手方との取引も辞めたいと考えている。

 

 

弊所の対応

相手方に対し、相談者の大口の取引先への文書送付を辞めるよう求める内容証明郵便を送付した。

 

 

 

配管工事業をされていらっしゃる経営者様からのご相談です。

 

数年前から付き合いのある取引先との間のトラブルです。

相手方とは元々たびたびトラブルが発生しており、今度何か問題を起こしたら今後契約はしないという約束の元、契約を締結しました。

 

しかし、相手方は、無断で仕事を休んだり会社の社員さんに暴言を吐いたりしたことから、今後一切付き合いはしないと通告しました。

 

すると、相手方はご相談者の大口の取引先の会社に、ご相談者を誹謗中傷する文書を送りつけてきました。また、いかなる趣旨かはわからないものの、「弁護士を立てる」と言ってきました。

ご相談者としても、弁護士に依頼して対応したいという思いがあり、ご相談に見えたという次第です。

 

そこで、相手方に対し、相手方の文書送付行為が偽計業務妨害に該当しうること、今後も同行為を継続するようなら刑事告訴すると警告する内容証明を送付しました。

 

その上で相手方へ架電し、今後一切ご相談者と関わらないとの意思確認をいたしました。