長年お疲れさまでした
2月7日に、館林市内の谷越ビル内にある「おもちゃのアオキ」が閉店しました。
館林で70年以上の歴史を持つ「おもちゃのアオキ」は、3代目となるご夫婦二人で経営されていました。
私の子供がカードゲームのカードを買ったり、ガチャガチャをやったりと色々とお世話になったので、寂しく感じます。
閉店の理由は、営業不振ではなく、谷越ビルの取り壊しによるものです。谷越ビルの取り壊しはビル前の道路拡張によります。
どこの地方都市でも街中の商店街は元気がないのですが、実は、おもちゃのアオキは常にお客さんがいる特殊なお店でした。
どのようなお客さんがいるかというと、カードゲームをやっている子供たちです。なんとおもちゃのアオキは、店内でカードゲームができる大きな机があり、子供たちがそこに集まってきて主にデュエルマスターズのカードゲームをしているのです(たまにカードゲームをやっている大人もいました。)。
その子供たちがカードを買ったりお菓子を買ったりカップ麺(カップ麺も店内で売っていてお湯もあります)を食べたりと、やたら賑やかなのです。
おもちゃのアオキは中心市街地のお店がどのようにして生き残っていくかの一つのモデルだったと感じています。
私は閉店前日の2月6日にお店に行き、セール品を購入しました。
6日(土)と7日(日)は多くのお客さんで賑わっており、店内の写真を撮っているお客さんもいらっしゃいました。中には子供の頃によく来ていて当時を懐かしむ大人もいたのでしょう。
おもちゃのアオキが入っていた谷越ビルはある理由により全国的な知名度を有しているので,この点は次回の編集後記でお書きします。
(店舗の写真は店主さんの許可を頂いて掲載しています)