約1200万円の損害賠償請求と団体交渉の申入をされた労災事故に対し、850万円での和解成立に成功した事例

 

相談企業の業種

 人材派遣業

企業規模

 50名以下

相談者

 専務取締役、管理部部長

 

 

依頼前の状況

 

労災事故により後遺障害を負った元従業員が加入したユニオンから団体交渉の申入とともに約1200万円の損害賠償請求がされました。

 

 

解決までの流れ

 

団体交渉の結果、850万円での和解が成立しました。

 

 

事実の経過

 

企業様が派遣した元派遣社員が、派遣先の会社で労災事故に遭いました。

元派遣社員は労災認定の結果、後遺障害等級8級の認定を受けました。

元派遣社員がユニオンに加入し、損害賠償として約1200万円の支払いを企業様に対し求めてきたとのことで弊所にご相談くださいました。

 

 

解決のポイント

 

企業様としては、怪我の内容からしてそもそも後遺障害等級8級という認定がされている点に納得がいかない部分もおありでした。ただ労災ですでに8級が認定されている以上、等級自体を争うことは難しいため、過失割合について交渉していくこととしました。

 

ユニオンは、団体交渉の中で、今回の労災事故による元派遣社員の過失は3割として企業様へ損害賠償請求をしてきました。これに対し、当方からは、元派遣社員の過失は少なくとも5割であるとの主張をいたしました。

その結果、当方の主張が認められ、850万円での和解が成立しました。

 

なお、企業様は使用者賠償責任保険に加入されており、同保険の適用が可能だったことから、和解金については保険から支払いがされることとなりました。

 

 

解決するまで要した期間

 

解決するまで要した期間 7か月

 

お気軽にご相談ください

 

顧問先が労災事故による損害賠償請求をされて困っておられる社労士先生や損害賠償請求をされている企業様は是非、弊所にお気軽にご相談いただければと存じます。

 

 


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